広島には世界各地より平和を願う人々が折った折り鶴が送られてきます。たくさんの人々から毎年送られてくる折り鶴は年間約10トンという膨大な量です。
平和を願う象徴の折り鶴が皮肉な事に結果的に環境問題としてのゴミを生み出しているという現実。そして多くの税金が処理のために費やされていること。その上人々の気持ちが行き場の無いまま燃やされてしまうこと。おりづる再生プロジェクトではこの現状を少しでも良くして行く為にプロジェクトを通じて改善に取り組んでいきます。
現在、厚生労働省で障がい者雇用対策が進められておりますが、おりづる再生プロジェクトでも授産施設に折り鶴の再生紙へのリサイクル作業の一部を委託し、授産施設支援という社会的責任に取り組むと考えています。障がい者が職業を通じ、誇りをもって自立した生活を送ることができるよう大きく貢献しています。
1945年に原子爆弾が投下され、多くの月日が経過しました。
被爆の実相を広く伝えること、核兵器廃絶を求める世論を一層高めていくことなど、たくさんの取り組みが必要となります。人類史上最初の原子爆弾による被爆の悲惨な事実を後世に伝えるための歴史の証人「原爆ドーム」。だからこそ、核兵器廃絶と世界恒久平和を求めるシンボルである「原爆ドーム」の役割はますます大きくなっています。
この原爆ドームを保存する為に、おりづる再生プロジェクトでは売上の一部を広島市原爆ドーム保存事業基金に寄付いたします。